プランド・ギビング

planned giving
 アメリカ発祥の仕組みであり、計画的寄附信託とも呼ばれる。日本においても特定寄附信託という名称で導入されている。日本においては、寄附者と寄附先との間に信託銀行を挟む計画的な寄附のことである。アメリカにおいては間に挟まれる専門家は信託銀行とはかぎらない。公益性のある寄附先による公益を促進することと、寄附者のニーズを満たすこととの双方が目的である。日本の会計プロフェッションからは、法人形態の異なる寄附先の法人間の財務諸表の比較可能性の必要性を信託銀行のために指摘する声もある。プランド・ギビングによる寄附者には、日本においてもアメリカにおいても税制上の優遇措置がある。寄附の仕方の1つとして遺贈があり、遺贈は古代ギリシャのプラトンがアカデメイアに対して実施したものにさかのぼることができる。プランド・ギビングは日本においては遺贈と結びつけて、その活用が検討されることが多い。
(水谷文宣)