特定疾病

 心身の病的加齢現象との医学的関係があるとされ、要件は、総合的に加齢に伴って生じる心身の変化に起因し要介護状態の原因である心身の障害を生じさせると認められる疾病である。介護保険法施行令2(平成10年政令第412号)では、65歳以上の高齢者、40歳以上65歳未満の年齢層に発生が認められる等、罹患率や有病率等について加齢との関係が認められる疾病であり、3〜6か月以上継続して要介護状態または要支援状態となる割合が高いと考えられる疾病であるとされる。また、要介護認定の運用の観点から、16の個別疾病名を列記している。
(加藤友野)