投機的取引

 投機とは、資金の運用先の短期的な価格が変動することを予想することで差益をえることであり、それを目的とした売買取引のことである。一般に投機は長期的な運用を行う投資の対義語のように用いられる。大きなリスクを伴うことから公益認定法5⑤(公益認定の基準)において、投機的な取引は、公益法人の社会的信用を維持するうえでふさわしくないものとして行わないとされている。
(小川光夫)