コミュニティ・チェスト

community chest
 一般には、コミュニティから慈善目的で集められる共同募金、寄付基金を意味する。また、基金を募集する運動や管理・運営する団体(トラスト、財団等)のことも指す。コミュニティ・チェストの活動は、1913年にアメリカのオハイオ州クリーブランド市で始まり、その名称は1918年にニューヨーク州ロチェスター市の募金で初めて用いられた。その後、全米各地にコミュニティ・チェストが設置され、日本でも昭和22(1947)年から共同募金運動が始まった。なおアメリカでは、1960〜70年代以降、地域募金団体の大半がその統合や全国組織の誕生等を機に、コミュニティ・チェストからユナイテッド・ウェイ(unitedway:合同募金)へと名称変更を行っている。なお、コミュニティ・チェストは、2001年にイギリスのブレア政権のもとで始められたコミュニティ参加プログラムのなかの基金名でもある。この基金では、88の条件不利自治体で近隣再生に取り組む小規模コミュニティ・グループに対し、小額の活動助成が行われた。
(今井良広)