子ども子育て支援新制度

 平成24(2012)年に成立した「子ども・子育て支援法」、「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律(認定こども園法)の一部を改正する法律」(平成24年法律第66号)、「子ども・子育て支援法及び認定こども園法の一部改正法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」(平成24年法律第67号)の子ども・子育て関連3法に基づく制度のことをいう。新制度では、幼児期の教育・保育の総合的な提供や、待機児童対策、地域の子育て支援の充実を図ることを目的としており、①「質の高い幼児期の教育・保育を総合的に提供」する幼稚園と保育所の良さを合わせもつ「認定こども園」の普及の増進、②「待機児童の解消」をする新たに少人数の子どもを保育する地域型保育を創設し、保育の場を確保、③「地域における子育て支援」をする子育ての相談等、地域の子育ての一層の充実を目指している。
(小口将典)