介護支援専門員・ケアマネージャー

 介護保険法7Ⅴに規定された専門職で、一般にケアマネジャーと呼称される。要介護者または要支援者(要介護者等)からの相談に応じ、および要介護者等がその心身の状況等に応じ各種サービス事業を行う者等との連絡調整等を行う者であって、要介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識および技術を有するものとして介護支援専門員証の交付を受けたものである。介護保険サービスを受けるためのケアプラン(介護サービス計画)の作成や市町村・サービス事業者・施設等との連絡調整を行う。受験資格は保健医療福祉分野での実務経験(医師、看護師、社会福祉士、介護福祉士等)が5年以上の者が介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、介護支援専門員実務研修課程の修了が義務化されている。平成18(2006)年の介護保険法改正により5年ごとの有効期間が設けられ、有効満了日までに「更新研修」(または専門研修課程Ⅰ・Ⅱ)、主任介護支援専門員更新研修を修了し、介護支援専門員証の更新が必須となった。
(加藤友野)